「和を以て貴しとなす」
聖徳太子の十七条憲法の第一条に書かれています。
「和」は、ひらがなの「わ」が語源となった漢字で、日本の古い呼び名でもあります。
和製、和英辞典、英和辞典など、日本を指す言葉として用いられますね。
「和」は、やわらぐ・やわらげる・なごむ・なごやか・のどか・ゆるやか・あえると訓読みし、
「和」は、おだやか・ゆるやか・あたたか・のどか・なかよくする・あらそわない・韻や調子を合わせる・調合する・たす(プラス)といった意味を持ちます。
そして、「和」は、平和の「和」。
日本には、協調の精神があり、それが道徳であり、人の倫(みち)であるとの教えがあります。
日本古来の「和」の精神を尊ぶことができれば、誰よりも人にやさしくできると思うのです。
「和を以て貴しとなす」とは、
体裁の取り繕いではない、自分にも人にも正直に、意見が食い違うのであれば、話し合いにて解決しようという和の考えです。
「相手を理解」しよう、これこそ本質のやり取りではないかと思います。
そして、日本には、礼儀と作法があります。
季節ごとに執り行われる慣習があります。
それらの意味を知ると、さらに相手を思いやる気持ちにあふれます。
そんな「和」をウィルのおもてなしで表現できたらと思います。